2016年11月2日

「京都、和と輪をつなぐおかしなピクニック」

和を楽しむア・ラ・カルト

京都、鴨川デルタ

京都、鴨川デルタ付近にお住まいの方はこの光景を見たことがあるかもしれません。

京都、鴨川デルタ

この大きなショートケーキは毎月22日に京都の鴨川デルタに現れます。

そして、ちょっとおかしなピクニックは始まります。

京都、鴨川デルタ

「GranewtonPicinic! 」

実はこれは毎月22日をショートケーキの日と決め、誰でもみんな集まって一緒にピクニックをしましょうというイベント。
GranewtonPicinic!といって、もう4年も続いてる京都ではちょっと有名な珍風景なんです。
(天候により、開催が中止になる場合もあります)

GranewtonPicinic 代表 重光あさみ

ショートケーキ

-Profile-

映像ディレクター・イラストレーター。Granewton代表。
鴨川でのピクニックをこよなく愛す。
クリエイティブユニット「Focha!」を結成し、
カラフルでポップな色彩と、イラストを使った映像やデザインが特徴的な作品を作る。
キュウソネコカミやtofubeatsなどのプロモーションビデオやCMの監督を数多く務め、
京都・神戸の美人時計専属カメラマンも2年半務める。

Q1
グラニュートンピクニックを、はじめたきっかけをおしえてください

元々ミュージックビデオのセットで巨大ショートケーキのセットを制作しました。その撮影が終了して巨大ケーキを処分することになったのですが、みんなで作ったケーキをただ捨ててしまうのは勿体ないと思い、このケーキを使って何か楽しいことはできないか?と映像を作ったメンバーと一緒に集まって考えました。そこでメンバーからピクニックをしたいねっていう話があがり、この巨大なケーキを置いて、多くの人に見てもらえて、尚且つ面白いことが起きそうなのはどこだろう?と考えたときに出町柳鴨川デルタの真ん中にに置いてその横でピクニックしようという話になりました。日にちもたくさんの人に覚えてもらえるように土日にするのではなく、毎月22日をショートケーキの日と決めて開催することにしました。

Q2
京都で開催してる訳はありますか?

ただメンバーのほとんどが京都に住んでいたので、まず京都でやろうという話になりました。この巨大ショートケーキはいつも出町柳に置いてあるわけではなく、お家として置いてもらっている農家の倉庫や、カフェの入り口などに置いてもらっています。そこから出町柳に運ぶまでの道のりの中で神社の前を通ったりするとすごく面白い光景になっていてよく写真を撮っていました。

Q3
重光さんのなかで、和というとどういうものを連想されますか?

和といっても沢山あるのですが、まずは和服でしょうか。また神社やお寺、街並みもそうだと思います。ピクニックにも和服を着て遊びに来てくれる人たちもいます。畳も好きなのでピクニックはシート替わりにゴザを敷いてやることが多いです。

Q4
2020年、東京オリンピックの年には、グラニュートンピクニックはどうなってるでしょうか!野望などありましたら教えてください。

海外でも一度このケーキを置いてピクニックしてみたいですね。また、海外のメディアやピクニック関係のメディアなどにも取り上げてもらいたいです。京都のなので海外の方も多いのですが、国籍によってケーキを見たときの反応が全然違うくて面白いので、海外や日本でも場所を変えてやってみるとまた全然違った反応になるのかなと思っています。「1ヶ月ショートケーキ日本旅」とかもしてみたいですね。

 

 

舞子さん

外国の観光客

京都ということもあって、舞子さんや外国の観光客の方もたくさん訪れています。

 

お茶

GranewtonPicinic!

趣味でお茶を習ってるという方が、その場でお茶を点ててふるまってくれる日もあるそうです。

GranewtonPicinic!

GranewtonPicinic!

GranewtonPicinic!に参加する人たちは、クリエーターから通りすがりの子供まで
職種も生活ベースもなにもかも違う世界の人たち。
普通に生活していたら出会うはずのない人や、もの、発見のきっかけを与えてくれます。

こんなに気軽に誰でも参加できるピクニックというのは、全国を探してもなかなかありません。

毎月22日には
甘いショートケーキに誘われて、このおかしなピクニックで知らない世界をのぞいてみるのはいかがですか?
きっと自分が知らなかったものを好きになれるような気がします。

 

GranewtonPicinic!

GranewtonPicinic!

wafulu ライター

GranewtonPicinic!

あこちゅあ

人を驚かすのが大好きな母親と、手先が器用な父親に甘やかされて育てられる。
(その血をそのまま受け継ぐ)
8歳のころから作詞をはじめ、サーカスと電飾と携帯電話と科学館が大好きな大人にすくすくと成長。

spoon+のプロデュースをはじめ、
2014年に立ち上がったWEBブランド「GEEKCLOTHING」のデザイナーもつとめる。
PV監督などの映像制作、イベント演出、アートディレクション、番組ナレーション、MC、
撮影モデルなど活動は多岐にわたり、いよいよ自分が何者かわからない。

【Teitter】https://twitter.com/acocream
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